星降る夜の贈りもの Archives
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ホルン吹きの休日 / ヘルマン・バウマン
堂山敦史(Horn)(2018.05.07)

初めて買ったホルンのCDがこれでした!
中学校の吹奏楽部でホルンを吹き始めて1〜2年が経った頃だと思います。
それまでにホルンのソロの演奏を聴いたことがなかったので、バウマンの歌うような美しい音色での幅広い表現力やテクニックにとても感心させられました。
後に、アルバムに収録されているサンサーンスの演奏会用小品やロマンスなどは多くの演奏機会を持つ事となりましたが、このアルバムの影響があったからかもしれません。
今回数年振りにCDを聴き返してみて、バウマンの音楽造りやフレーズ感などに新たな発見があり(今まで幾度となく聴いた筈なのに)、懐かしさと共に新鮮な気分に浸れました。
同じ演奏でも聴く時代や心境によって感じ方が変わるのだと再確認させられました。

ところで、彼が1995年に来日した際に初めて生の演奏を聴く機会に恵まれましたが、その2年ほど前に脳梗塞で倒れており、身体も思うように動かない状況でした。
それでも自分はこういう音楽をしたいんだ!と言うような強い意志が、今まで聴いた誰の演奏よりも伝わって来てとても感動しました。
せめてその姿勢だけでも見習いたいものです!!

El Cóndor Pasa / Daniel Alomía Robles
桐田良栄(Viola)(2018.04.30)

コンドルは飛んで行く

この曲にであったのは、小学生の時。当時聞いたCDで笛のような音色がメロディーを吹いていて、吹いてる楽器はオカリナに違いないと思った(いま思えば謎な自信)
私は、楽器やさんに行き、親にオカリナを買ってもらって、楽譜も購入し、練習を開始しました。
もともと、リコーダーは上手い方で、指使いなどすぐ覚えました。しかし、コンドルは飛んで行くしか興味のなかった私は、オカリナ練習は、そうそうに終結するのでした。。ちなみに、オカリナは3つ持ってました。
オカリナは、初心者でも下手なりに風合いがあり、とても癒される音色がでるため、気分よく吹くことができる楽器でした。
オカリナを購入するまで気に入ったこの曲は今でも大好きです。もし、バイオリンの音色だったら、、チェロの音色だったら、、、好きになっていたか分かりません。口笛のような雰囲気がとてもたまらなく良かったのでしょう。宗次郎さんというオカリナ奏者の演奏を聞いたら、たまげるほどの美しい音色で、オカリナってここまで美しい音だったっけ?と思うほどです。是非聞いてみてください(^_^)v

Sudden Samba / Neil Larsen
古澤 衛(Guitar)(2018.04.23)

私が影響を受けたギターリストの5 本の指にBuzz Feiten(バジー・フェイトン) が入ります。この曲で初めて彼のギターを耳にしました。
イントロがありA メロに入ると「なんてかっこいいんだ!そして気持ちいい!」 とアドレナリンが出始め、ノリノリで聴いていくとニール・ラーセンのオルガ ンソロが始まります。「スゲーカッコイイ!」私のアドレナリンは出まくりです。 そのあとギターソロが始まります。「!!!!!」アドレナリンはMAX へ。

この曲と出会ったのは大学2、3 年生の頃だったと思います。その後バジー・フ ェイトンの参加している曲、アルバムを調べてはCD を買いに行きました。学 生当時は今みたいに情報量も多くなかったので、なかなか調べるのも難しく見 つけ時は凄く嬉しかったの思い出します。色々聴いていくとソロも素晴らしい のですが、バッキングがまた素晴らしい事に気付かされます。お手本にしてい ます。

話はちょっと変わりますが、この曲が入っているアルバムをプロデュースして いるのがトミー・リピューマ、エンジニアがアル・シュミットです。この2人 がコンビで関わっている素晴らしい作品が沢山あります。特にトミー・リピュ ーマが関わっているものは好きな作品が多く、好きなプロデューサーの1人で す。

ニール・ラーセンの話は全然していませんが、もちろん大好きです。

Suspended / ALO
岡田梨沙(Drums)(2018.04.16)

2010年12月12日、わたしはハワイのホノルルの空の下を走っていました。
わたしは2年ほど前までD.W.ニコルズというバンドに所属していたのですが、2010年、D.W.ニコルズがホノルルマラソンの テーマソングを歌うことになり、せっかくだからメンバーもマラソンを走りましょう!とお誘いを受けて、メンバーみんなでフルマラソンを走ったのです。(私は半分は歩いてなんとか完走!記録は7時間弱だったかと…)
その日は本当に天候に恵まれて、最高に気持ちが良くて。
もちろん疲れはしましたが、それよりもとっても楽しかった感覚がまだ深く身体に刻まれています。

あの日の空気感、空の青さ、風の気持ち良さ、地元の人たちが応援してくれてる姿、そんなことをありありと鮮明に思い出させてくれる曲、今回はそんな曲を紹介します。

ハワイのバンド、ALOの「Suspended」という曲です。
ハワイのミュージシャンでこの時期に超売れっ子だったのはジャックジョンソン。
ALOはそのジャックジョンソンのレーベルメイトであり、この曲が一曲目に収録されているアルバム『Man of the world』は彼がプロデュースしています。

作られた土地でその音楽を聴くと、こうもマッチングするものなのか、とびっくりした記憶があります。
わたしはフルマラソンを走りながらこのアルバムをエンドレスリピートしていました。
たまには他の曲に浮気しましたが、やっぱりこのアルバムがテンションを上げてくれて。

久しぶりに聴くと、なんだか昔の恋を思い出すみたいにホノルルマラソンの事を思い出して胸がしめつけられます。

人生のうちにもう一度ホノルルマラソンを走ることは私のたくさんある夢の中のひとつです。
実現させるぞー!