星降る夜の贈りもの

ギター五重奏曲 Op. 14 / マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ
進藤麻美(Violin)

4楽章からなる曲で、ギターと弦楽器の魅力がとても生かされているステキな曲です。

この曲はフラメンコギターと、フラメンコギタリストのエリオット・フィスクさんが好きで色々聞いていたら知りました。
もともとギターの音は好きでしたが、数年前にお仕事でギターとデュオでの演奏をしてみて、ギター+ヴァイオリン、その他クラシックな弦楽器との音色の相性、バランスが個人的にとても気に入り、その後も自分で編成から考えられる本番では、たまに演奏させて頂いたりしています。

作者のテデスコさんは映画曲もたくさん書いていたようですが、自身はピアノから作家になり、ギターのセゴビアから刺激を、ヴァイオリンのハイフェッツとは、かなり親交も深かったようで弦楽器の事はよくわかっていたんだなと想像します。

テデスコさんのギター作品ではギター協奏曲もありますが、個人的にはこのギター+弦カルテットの方が相性抜群!と思っています。

ちなみにハイフェッツの引退コンサートの最後の演奏曲はテデスコの、《海のさざめき》だったようです。

→ 次回 吉田 建(Bass)5/21アップ予定!

配信スケジュール

4/16 岡田梨沙(Drums) 4/23 古澤 衛(Guitar) 4/30 桐田良栄(Viola)
5/7 堂山敦史(Horn) 5/14 進藤麻美(Violin) 5/21 吉田 建(Bass)
5/28 下神竜哉(Trumpet) 6/4 旭 純(Piano) 6/11 伊勢久視(Horn)
6/18 角田 順(Guitar) 6/25 奥村 愛(Violin) 7/2 吉田 建(Bass)
Season 4 Season 3 Season 2 Season 1
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News

NEW 「星降る夜の贈りもの」第41回「進藤麻美(Violin)」掲載!

オーケストラのメンバーが想い出や音楽感を語りながら、おすすめの曲を紹介。メンバーひとりひとりのキャラクターをより知ってもらえるコーナー「星降る夜の贈りもの」がシーズン4に突入。第41回「進藤麻美(Violin)」を掲載しました!
(2019/05/17)

NEW Easy Listening Music Lab #015 アップ!

SNGOのYoutubeチャンネルで週1回ペースで掲載しています。Youtubeオリジナル番組「Easy Listening Music Lab」の#015をアップしました!お楽しみください!
今までの動画を、そしてこれからの活動動画をYouTubeに掲載していきます。お楽しみに!チャンネル登録をぜひお願いします!
(2019/05/13)

「BMW=Band Master's Words=バンドマスターの金言」

バンドマスターの吉田建が日々、感じたこと、思ったこと、オーケストラのことなど、気ままに綴るコーナー。4月21日版アップデート!
(2019/04/21)

「すてない目安箱」オープン!

皆さんの声やメッセージを募集するコーナー「すてない目安箱」をオープンしました。オーケストラへ、そしてメンバーへの応援メッセージやご意見など、是非、聞かせてください。
(2018/10/30)
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『The Stellar Nights Grand Orchestra~星降る夜はオーケストラ~』のオフィシャル・ページにようこそ!

オーケストラ・プロジェクト・リーダーの吉田建です。
僕は今、長年の夢であった自分のオーケストラ結成に向けて日々奔走しています。この数年僕が思っていること、それは日本のポピュラー音楽が若者中心で盛り上がっている反面、実は音楽が大好きなシルバー世代やファミリー向けの音楽が少ないのではないか、ということです。
では、自分がその人たちに向けてどんな音楽をやったら喜んでもらえるだろうと考えた結果、思いついた音楽が50~80年代まで世代を越えて多くの人を魅了したイージー・リスニングといわれる音楽様式でした。
美しいメロディを奏でるストリングス、気持ちを高揚させる金管、深淵な世界に誘う木管、ダイナミクスを演出する打楽器、叙情を満たすハープ、モダンなビートをはじき出すリズム・セクション、そしてなによりも誰の胸にも深く響き、刻まれた珠玉の名曲たち!
そう、イージー・リスニングは世代を越えて老若男女すべての人に楽しんでもらえる最高の音楽様式なのです。
その様式や美意識を受け継ぎながら、今の感覚で時代にあった編曲や演奏をし、そして時に驚くような選曲で多くの人を楽しませたい、それが今僕の頭の中で熱い想いになっているのです。
この想いを形にするために多くの人会い、たくさん賛同を得たことで僕は一歩を踏み出すことができました。
コンサート・マスターを務めてもらうヴァイオリン・奥村愛をはじめ、オーケストラのメンバーや支えてくれるスタッフの力と、そしてここに来てくれた皆さんのご協力で、夢のオーケストラ『The Stellar Nights Grand Orchestra~星降る夜はオーケストラ』を一緒に実現させたい、そう思っています。
近い将来、デビュー・コンサートで皆さんとお会いできること、心から願っています。

2018年 初夏   吉田建

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CAMPFIREにてご支援くださった皆様へ

The Stellar Nights Grand Orchestra への応援をいつもありがとう!
そしてCAMPFIREでの心のこもったご支援とメッセージからも大きな力を得ましたこと、私たちふたりはオーケストラを代表して感謝の気持ちをお伝えします。
皆さんの期待に沿うべく、オーケストラは制作過程に入っており、9月初旬にいよいよレコーディング、出来上がった音源をお届けします。
以前にも言いましたが、私たちは「イージー・リスニング」というジャンルの音楽の伝統的な音楽様式を受け継ぎながらも現代的なフレーバーを散りばめ、そう、まさに星空に届くような夢にあふれた音楽を作っていきます。
そのことは、私たちのテーマ曲「星降る夜のセレナーデ~星月夜小夜曲」の断片からもお分かりいただけるのではないかと思います。初めてのレコーディングでは、テーマのほかにイージー・リスニングを代表するような曲もオリジナル・アレンジで挑戦をしています。
秋の星空の下、私たちの楽曲が皆さんの素敵な時間を演出します、その時を楽しみにしていてください。
心より感謝をこめて。

The Stellar Nights Grand Orchestra
BAND Master 吉田建      CONCERT Master 奥村愛

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BMW=Band Master's Words=バンドマスターの金言

~ 青春プレイバック ~

no.20190421

ボクは高校まで渋谷の常盤松町というところに住んでいたこともあって、渋谷の街にはたくさんの思い出がある。最近、例えばヒカリエに行くにしても毎度アクセスが変わっていて、生まれ育った街とはいっても、時に自分がどこにいるのかさえ見失うことがある。以前書いたように渋谷は1964年のオリンピックで大きな変貌を遂げたのだが、その時と同じく、来年のオリンピックに向けて渋谷の街は思い出や風情など何処吹く風とばかりにその顔を変えていく。
プラネタリウムが、東急文化会館が、道玄坂のYAMAHAが、東急プラザが、東横線のプラットフォームが、宮下公園が…あれよあれよと言う間に消えて、この街はどこに向かっているんだろう、何のために壊し、誰のために作っているのだろう、ヒカリエに向かう通路で立ち止まり、建築中の高層ビルを見上げながらそんなことを思ってしまう自分はもう嘗ての渋谷人ではないことだけは確かなようだ。
仕事で渋谷に行くことも多く(プライベートで行くことはほぼ無い)、そんな時はどうしても昔の渋谷がオーバーラップして、あれ?ここにあったビル、なくなったんだ、とか、あ~、この辺りは風俗街になっちゃったんだな、とか、おッ!ここの台湾料理、まだやってるじゃん!など、いろいろな思いが錯綜して、いやでも時の流れを感じてしまう。
その中で特に懐かしく感じるのは「百軒店(ひゃっけんだな)」という道玄坂の中ほど、渋谷駅から登って右側にある商店街だ。子供の頃から何かと言えば渋谷の街に出たものだが、特に高校時代、この角を何度曲がっただろう。というのも、角を曲がって緩い坂を登ると、途中にストリップの「道頓堀劇場」(大阪でもないのになぜこのネーミング?)を右に見て、誘惑を振り切って登り切ると正面にインドカレーの「ムルギー」。ここが美味い!当時は本格的なインドカレーを食べさせる店は少なく、母親の作るものとは同じカレーでも全く異質だったが、そのカレーの盛り方に特徴があり、ライスはしゃもじで切り取ったように壁になっていて、皿の半分をカレーが占拠しているようだった。そこで腹ごしらえをしてから、昨日も今日も、そして明日も学校帰りにほぼ毎日行くのがジャズ喫茶だ。百軒店にはジャズを聴かせる店が何軒もあったが、ボクたちの仲間が集まるのは、中でも割と地味な『SWING』だった。『SWING』は他の店に比べてオーディオシステムはそれほどのものではなかったが、なぜかボクたちはそこの音や雰囲気が気に入っていた。店内は暗く、会話もなく、客はジッとタバコを吸い、コーヒーを飲みながらジャズを聴いている。ボクたちは知らないアルバムがかかると、誰かが勇気を出してアルバムジャケットをカウンターまで取りに行き、席に持って帰ると皆で回し読みをして、アルバムクレジットを舐め回すように読んだものだ。
仲間の誰かが何かをリクエストしようとすると、決まって(ジャズについては)リーダー分の友達が何をリクエストするのかをチェック、彼の合意なくしてリクエストなどという大胆不敵なことはできなかった。それでも勇気を出して店のマスターにリクエストを告げるときの胸の動悸といったら他では味わえない特別なものだった。いつか一人で来て、リクエストができるようになりたいと本気で思っていた頃が懐かしい。
あの暗闇で苦いコーヒーを飲みながら、真剣にジャズを聴き、カフカやニーチェ、サルトルを読んでいたあの頃のボクたち。その頃を思い浮かべると、今でもコルトレーンやマイルス、アーチー・シェップがインシストし、レッド・ガーランドやバド・パウエルがスイングするあの音が聴こえてくるようだ。今思えば生意気盛りのくせに何にもわからず、迷い込んでいた森の中で何かを掴もうとそれなりに必死だったのかもしれない。

→ 次回は 5/21 アップ!
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